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日本テリア:モアナと子ども達

日本テリア:モアナと子ども達

日本テリアとの縁

日本テリア、という犬種を私しゃ全く知りませんでした。
ば~ばから初めて聞いたのは、じ~じが亡くなってしばらくしてから。

じ~じが逝って、ば~ばは口にした以上のショックを受けていた様子。
嗅覚が無くなってしまったのです。何を食べても美味しくない、気力も後ろ向き。
これは拙い!何とかできないか、と思っても、後ろ向きの老人の気力を奮い立たせるのは容易いことではありません。

たまたま「犬が欲しいなあ」と口にしたら、「それなら日本テリアがいい」とば~ばが反応。
「へ?日本テリア???何じゃそれは???」

何でも、ば~ばがホンのお子様の頃、飼って2年弱でお☆様になってしまった犬がいたそうで、そのコが日本テリアの女の子だったとか。

「白くて黒くて可愛かった…。(なんじゃいな、妙な犬?と思いつつフンフン話を聞く)でも、大昔のことだし、戦後日本テリアなんてついぞ見かけないから、やっぱり無理だろうねえ…。」

ふ~ん、日本テリアねえ…。

実は犬を飼いたい、と口走ったものの、犬種をどうするかなんて全然考えていなかった私。
じ~じの葬儀以来どんより曇り空みたいな日々が続く家の中で、なんか犬でもいたらよかんべ、といった安易な発想から出た発言で(母ちゃんの性格がよく分かるでしょ)それも、アニマルセラピーなんて高尚なもんでは到底なかったです。ま、私が犬が欲しかったんす、要するに:笑

ふんじゃま、ネットで検索でもかけてみっか(と初めて耳にした犬の名前におもしろ半分でPCの前に座ってみたら)
→あった~~~!
何、何、ちゃんとブリーダーさんもいるよぉ!
え?日本テリアのオーナーさんのHPもあるじゃん!!!

それからが大騒ぎ。
ば~ばに老眼鏡をかけ変えさせて画像を確認してもらい、日本テリアの飼育条件を調べまくり、子犬の入手経路を調べまくりetc。

びっくりが二度重なったのは、調べれば調べるほど、日本テリアは我が家の環境や条件にまるで誂えたような犬種であること。

1) 初心者向きの扱いが楽な犬→ば~ばは体がきかないところもあるので、そういう点がクリアーできる犬

2) 短毛で手入れが楽→トリミング費用は緊縮財政の我が家には馬鹿にならないし、普段の手入れは楽な方が良いに越した事はない。

3) 無駄吠えしない→家が建て込んでいる地域にある我が家向き

4) 運動量は室内だけでもOK→仕事もある母ちゃんがどうせ担当するので、散歩が不可能な日も出てくるはず

5) 寒さには弱いので、室内飼育が必須条件→床暖房があるし、庭はば~ばが丹精して作っているので飼うなら室内犬、の予定にピッタし。

あれやこれやの条件に加えて、とにかくば~ばの強い希望がござんした。

1) 絶対女の子が欲しい!(昔お☆様になったコも女の子だった。それに今度のコの赤ちゃんが絶対欲しい)
2) お公家眉があって、顔に白い部分がある仔(昔お☆様になったコがそうだった)

そう、ば~ばにとっては、昔自身がおこちゃまだった時代になくしてしまった愛犬の生まれ変わりになる仔。
これがとっても重要なポイントでやんした。

初めて連絡をとったブリーダーさんが、日本テリアの専門犬舎さんである「桜」さん。色々おしえて頂いて、でも問い合わせをしたその年はすぐに子犬を迎えられる状況に我が家が至っておらず見送り。

翌年、子犬情報を再び桜さんに問い合わせた見たところ、どのコも行く先が決まってしまっているけれど、でも一匹だけ我が家の条件にあうコがいる、とのお話。
ただ、その子は月齢が少しいっていますよ、と。

縁とは不思議な物。
結局、浜松まで仕事の合間を縫って駆けつけて、駅まで連れて来て下さっていた子犬をその場で確認して、もうメロメロ。

桜さんには「断る勇気を」とまで言って頂いたけど…
プルプル震えながら、ペロペロ舐めてくれるモアナ(と、既に名前を決めていて)を連れて帰らずしてどうする?!
てな具合でして。

案の定、モアナを一目みたば~ばの喜びようは一方ならず。

子犬を抱いて子守唄うたって寝かしつけたんであります。

そんな経緯で我が家に来た「日本テリア」「室内犬」「小型犬」のモアナちゃん。
飼ってみれば、当然色々やらかしてくれて。

事前に調べた通りの部分もあれば、新しい発見もあれこれなので、これは次の頁へ譲ります。



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